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一目瞭然!危険な食品添加物フリーのだしの素

毎日、料理を作るのに、「だしの素」を使いますか?意外と使う頻度多いのではないでしょうか。それがないと味噌を溶いただけの味噌汁、お湯と醤油だけのうどんの汁…味気ないですね。食べれませんよね。だしの味がないと全然美味しくありません。

それが「だしの素」の粉末を入れるだけで一瞬で簡単に美味しくできます。キッチンに欠かせない常備アイテムです。

今回はそんな魔法の粉のことを詳しく知って、安全で安心の魔法の粉を選んで美味しい食卓と家族の健康を守りましょう。

 

添加物の有無でわかれる3種類のだし

だしのベースは{かつお or こんぶ or 煮干し or しいたけ}です。

1)天然だしだしのベースだけが入ってパックされてます。

素材だけで作られているので質と安全性は高いのですが、今まで別のものを使ってきた人からすると味が薄く感じたり物足りなさを感じてしまう弱点があります。

2)添加物入りだしだしのベースが中心ですが食塩、糖分、アミノ酸などの添加物が加えられたもの。天然だしよりはっきりとした味の仕上がりで、会社によって添加物の量や内容が違うので要チェックです。

原材料名が{風味原料(かつお節粉末、かつお節エキス粉末、かつおエキス粉末、昆布粉末、椎茸エキス粉末)、でん粉分解物、酵母エキス、麦芽糖}というようなだしのベースが先に書かれてある表記です。

3)だし調味料中心がだしのベースではなく、添加物や調味料が中心のものです。

原材料名が{食塩、砂糖類(砂糖、乳糖)、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、小麦たん白発酵調味料、酵母エキス発酵調味料調味料(アミノ酸等)}というような食塩や糖類が先に書かれてある表示です。

表示は量の多い順なので、最初に書かれたものが中心で一番量が多いということになります。

 

添加物フリーするなら押さえておきたい「MSG」

調味料(アミノ酸等)=グルタミン酸ナトリウム+他の化学調味料です。

グルタミン酸ナトリウムはうまみ調味料と呼ばれ、さらにこれに化学調味料が加わると「調味料(アミノ酸等)」という一括表示になり、消費者は具体的に何か分からなくなりました。

「アミノ酸」と聞くと「必須アミノ酸」というのがあるのでいいイメージを持ってしまいがちですが、全く別物なので注意しましょう。

またグルタミン酸ナトリウムは別名グルタミン酸ソーダやL-グルタミン酸ナトリウムとも呼ばれ英語の頭文字をとって「MSG」と表示されます。

グルタミン酸ナトリウムを危険とするかしないかは大きくわかれるところでその歴史を紹介します。

1958年FDA(米国食品医薬品局)がグルタミン酸ナトリウムをGRAS物質(一般的に安全と認められる物質)としました。

1960年厚生省はグルタミン酸ナトリウムを第一版食品添加物公定書に収載しました。

1960年代米国で中華料理を食べた後に炎症、眠気、顔面の紅潮、掻痒感、頭痛、体の痺れ、軽度の背中の無感覚の症状がみられた。グルタミン酸ナトリウムが中華料理でよく使用されたことから中華料理症候群と呼ばれました。

その後中華料理店症候群とグルタミン酸ナトリウムには関連がないという研究結果がでました。

1969年にFECFA(国際連合食糧農業機関と世界保健機構の合同食品添加物専門家会議)はラットによる実験で悪影響があるということでグルタミン酸ナトリウムの一日の摂取許容量を設けたものの、1987年に一日の摂取許容量を指定なしに変更しました。

1972年日本で味付け昆布にグルタミン酸ナトリウムを使用して健康被害が出る事故があり、その症状として中華料理店症候群と似たものでした。その味付け昆布には調味料として一般的な使用量を越えたグルタミン酸ナトリウムが使用されていました。

1980年FDA(米国食品医薬薬局)はグルタミン酸ナトリウムを再度GRAS物質(一般的に安全と認められる物質)としました。

1991年欧州連合は一日の摂取許容量を特定しないとしました。

1995年FDAの委託により第三者機関とするFASEB(米国実験生物学会連合)が3g以上の摂取で頭痛など症状が出たものもあるが一食あたりのMSGの使用量は0.5g以下であると報告しています。

2002年弘前大学でのラットによる実験でグルタミン酸ナトリウムの過剰摂取で緑内障の危険性があると示唆しました。

2006年米国国立医学図書館と米国国立衛生研究所はグルタミン酸ナトリウムを含む食品が偏頭痛を誘発すると挙げました。

2016年米国日清は主力商品カップヌードルの塩分削減、人工香料から自然由来のものに変更、グルタミン酸ナトリウムの添加を全面禁止にしました。

2017年EFSA(欧州食品安全機関)はラットによる実験から一日の摂取許容量を設けました。

現在米国ではグルタミン酸ナトリウム(MSG)は安全と認めています。にもかかわらずMSGは表示義務があり、実際MSG無添加(=NO MSG)を自然志向や健康志向の層にアピールしています。

危険でないものに表示義務がある、あなたはこれをどう受け取りますか?歴史的な流れをみると被害があり許容量を設けるものの後に関連が証明できないと制限をなくしました。

2000年以降の流れはグルタミン酸ナトリウムの被害をないとするには疑問に思わざる得ないものです。

国や機関の認定だから大丈夫としたいところですが、国や機関だからこそ一度認めたら変えられないのかもしれません。現実はやはり事実をよく知った上での自己判断です。

添加物フリーするなら見逃せない「酵母エキス」

天然酵母のパンなどで耳にする「酵母」なんだか体によさそうな響きですが、まったく別物で酵母エキスはうまみ成分です。どういうものなのでしょうか。

ビールの製造過程でできる廃液の酵母に、タンパク質(元々は産業廃棄物だった食品の残りカス)、酸や酵素を加えて人為的にアミノ酸を作り出した調味料です。

人為的なアミノ酸からビールの苦みを除くために水酸化ナトリウムが使われアルカリ性になります。それを中和するために塩酸が使われます。酵母菌からエキスをつくるのに酢酸エチルが使われます。

調べましたが製造の全過程は明らかにされていないようで、不信感を抱かせます。廃液や廃棄物が使われているのもエコとみるかショックと取るかですが、劇薬の薬品を使って人工的に作られていますね。

このようにできたものが食品添加物でもなく、化学調味料でもなく食品扱いなのです!なので化学調味料無添加と表示しているものでも酵母エキスが入っていることがあります。なんかトリックにかかった気分です。

 

入れて放置するだけ!家でできる添加物フリーだし

調味料(アミノ酸等)や酵母エキスの入ってないだしの素は天然だし以外でなかなかないです。最小限の手間で安全なだしを作る方法を紹介します。

前日に麦茶などを冷やしておく容器に水を入れ、昆布10㎝、干しシイタケ2枚を入れて一晩おいて出来上がりです。(冬は常温、夏は冷蔵庫へ)

今回の要点

  • だしの素には素材中心と調味料中心のものがあります
  • MSGは安全とされていますが、表示義務があります
  • 酵母エキスは人為的に薬品を使って作られますが食品扱いなので注意