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遺伝子組み換え

食品表示が分かれば迷わない!遺伝子組み換えの危険性~遺伝子組み換え1

 

今回は食品添加物ではありませんが、食品の成分表のところによく見かける表示

「遺伝子組み換えではない」←コレどういう意味!?

についてお伝えします。「遺伝子組み換えではない」とわざわざ表示するということは「遺伝子組み換え」だとよくないのかなと思いますがモヤモヤするのでハッキリしていきましょう。

遺伝子組み換えって何?

略称はGMまたはGMOです。よく食品のパッケージに「NON GMO」と書いてますね。

GM…Genetically Modified(遺伝子組み換えされた)

GMO…Genetically Modified Organisms(遺伝子組み換え作物)

遺伝子組み換えの目的は、除草剤への耐久性が高まる/害虫に強い/病気に強い/安定供給ができる/味や形がよくなるためです。

生物の遺伝子に系統が別の生物の遺伝子を組み込みことで、元ある遺伝子のを強制的に操作したものが遺伝子組み換えです。つまり種の垣根を越えてしまいます。

例えば猛毒を合成するサソリの遺伝子を組み込んだキャベツが実際開発されました。害虫のイモムシが即座に死に至るというものです。開発者は遺伝子組み換え過程で人間には無害になるよう工夫されているとのこと。

一番よく遺伝子組み換えが用いられるのが、除草剤耐性です。除草剤をかけると他の雑草はすべて枯れ、その作物だけは生き残り生産者は除草の手間が省けると謳っています。

次に多いのが殺虫性です。殺虫性を持つよう遺伝子操作された作物を害虫が食べると害虫が死んでしまうというもので、殺虫剤を減らせると謳っています。

不自然に組み込まれた遺伝子はそのままでと働かないので、無理に働かせるためプロモーターと呼ぶ物質も一緒に組み込まれています。そのプロモーターが目的以外の遺伝子を起動させ有害な物質を偶発的に生成する危険性が指摘されています。

遺伝子組み換えは人類がまだ制御しきれない、未発達で不完全な技術なのです。

従来の品種改良とどう違うの?

禁煙種や同属種の間で交配を行います。例えば「甘くて、病気に弱いリンゴ」と「酸っぱくて、病気に強いリンゴ」を接木や交配で掛け合わせて「甘くて、病気に強いリンゴ」を作ろうとします。

「甘くて、病気に強いリンゴ」がメンデルの法則どおり一定の割合で生まれます。安定して同じリンゴができるよう選抜して交配を繰り返します。リンゴ同士で種は超えていません。

この従来の方法では思いもよらない毒性が生成するということは今まで一度もありませんでした。

例えばお米の「あきたこまち」は味のいい「コシヒカリ」と病気に強い「奥羽292号」の品種を掛け合わせていますが「あきたこまち」にお米に新たな毒性は生成されません。過去の品種から現在の新種にもありません。

遺伝子組み換えの健康問題

2012年フランスのカーン大学での動物実験

遺伝子組み換え作物の多くは除草剤耐性のもので、大量の除草剤を使って栽培されます。そのため遺伝子組み換え作物の影響か除草剤の影響なのかが分からないため4つの群に分けて動物実験が行われました。

A群…餌)GMコーンのみ/B群…GMコーン+除草剤/C群…水&除草剤+非GMコーン
D群…非GMコーンのみ

結果はA~C群すべてに頭部大の腫瘍ができてしまいました。つまり除草剤があってもなくても遺伝子組み換え作物は有害です。

腫瘍発生率)A~C群 50~80% 
      D群 30%

腫瘍発生時期)A~C群 4か月目から発生 ←人間の35~40歳
       D群 23~24か月目から  ←人間の80歳くらい

映画『世界がたべられなくなる日』で遺伝子組み換えを推進する側は3か月までの動物実験結果をもって安全だと主張していました。盲点ですね。

腫瘍の大きさ)A~C群 大きい
       D群    小さい

 

トリプトファン事件

1988年ごろアメリカでアミノ酸サプリ「L-トリプトファン」を飲んだ人が筋肉に激痛がする好酸球増多筋痛症候群に1500人以上がかかり死者38名を出す事件がありました。

成分L-トリプトファンは遺伝子組み換えの微生物で作られていました。その遺伝子組み換えの微生物が目的以外の物質も生成し、それが不純物として作用した可能性があると当時のFDA(アメリカ食品医薬品局)の文書に残っています。

成分の精製では不純物もわずかで基準を満たしていました。つまり規格に適合していても安全とは言えず、遺伝子組み換えで意図せず生成した不純物がわずかな量でも想定外の多大な影響を与えることを示します。

じゃぁ、どうする?どれを選ぶ?

  1. 国産を選ぼう
    日本国内で遺伝子組み換え作物の栽培は行われていないです。
  2. 食品の原材料や、家畜のエサに気を付けよう
    遺伝子組み換え食品は主にトウモロコシ、大豆、菜種、綿実です。

    トウモロコシは砂糖以外の甘味料のコーンシロップ、でんぷんのコーンスターチはできるだけ控えましょう。大豆は味噌、醤油、納豆等々で「国産大豆100%使用」と明記あるものを。

  3. 外食はチェーン店を控え、国産野菜使用をアピールするなど意識ある店を選ぼう
  4. 「NON GMO」を積極的に選ぼう

遺伝子組み換えを見分けるポイント

今回の要点

  • 動物実験では遺伝子組み換え作物は有害です。
  • 遺伝組み換えは目的以外の働きで、想定外の毒性が生成することがある
  • 遺伝子組み換えは品種改良とは違いは種の垣根を越えて行われる。
  • トウモロコシや大豆は原料で形をかえて名前を変え他の食品に入ってます。
  • トウモロコシや大豆は家畜のエサとなって間接的に食べています。
  • 遺伝子組み換えを意識したアピールのあるお店、商品を選ぼう